8.輪廻転生

 人間は、精神性と道徳性の向上のためテーマを与えられて現世に生まれてきます。

テーマは主に前世での反省点の克服か、良い面を伸ばすためです。そのため現世で

は各人にあった苦難を与えられます。例えとして前世で暴力をふるっていたものは、

今世で、暴力的な親の元に生まれたりします。社会にでて暴虐な上司の下で働かざる

を得なくなったりします。苦痛を受けた場合は、それをやってはいけないことと体感し、

反面教師として自分の性格を直すことになります。反対に前世で社会福祉などで人を

助けていた場合は、今世で自分も助けられることとなり、愛や道徳心を一層向上させること

になります。道徳性を向上させ、欠けたところがなくなるまで輪廻転生をさせられます。


 道徳性が最高にまで高まり、修行が終わると自分の意志で輪廻を終わらせ、霊の状態

(精神体のみの状態)でいることを許されます。これが仏教でいう解脱です。

最高級の霊は自分より下位の霊がその道徳性を高めるのを手助けしたり、指導を

行ったりするためにあえてもう一度現世に転生することもあります。

三千世界

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