13.どの宗教が正しいのか

 様々な宗教があるので、その教えを読んで自分自身の良心と道徳心で教えのひとつづづを判断する必要があります。自分でしっかりと確認し、審神者(さにわ)する必要があります。キリスト教、仏教、神道、インディアンの自然崇拝などがありますがどの宗教も、もとの根底をなす教えは正しかったのです。どの宗教も、その時代のその民族に適合し、わかりやすいように大切なことが説かれています。正しい宗教は、愛の大切さ、道徳心の大切さ、他人や自然を大切にすることを教えています。自分が信じている宗教が正しいと思うので、他の民族の宗教をむやみに攻撃するというのは間違っています。ただし、長い歴史の中でその教祖の言葉と元の教えが中間媒体である宗教者や為政者によって都合のよいように改竄されたり、お金儲けに使用された歴史があることを知っておかねばなりません。原点の教えに立ち返り、中間媒体である宗教者にだまされないこともまた必要です。  私は、各宗教の聖書や経典や教えを一人で読んでみて、自分自身の良心と道徳心で各宗教の教えのひとつづつを判断するのが良いと思います。どの宗教にも良いところがありますので自分の気に入った教えを選択してこころの支えにするのが良いと思います。  いろいろな教えを吟味して愛と道徳の本質をつかめればそれでよいのです。  お釈迦様がおっしゃった「犀の角のようにただ独り歩め」という言葉があります。むやみに現在の宗教組織や団体、グループに入るのは良くありません。うかつに宗教団体に近づくのは危険ですらあります。というのも99%の確率で、中間媒体である宗教者によって都合の良い教義を押し付けられたり、洗脳されたり、お金をだまし取られたり、壺などの呪物を購入させたれたりするからです。悲しい事に現在の99%の宗教は、お金儲けと信者を支配する道具となり下がっています。信仰や金品、物品の購入を強要された場合はきっぱりと断ってください。本物の宗教にお金は、1円もかかりません。また本人の自由意志が尊重され、なにかを強要されることがありません。どこの宗教団体にも入る必要性はありません。 学識豊かで真理をわきまえている人たちの集いであればよいのですがそうでなければ一人、孤高である方が良いです。お釈迦さまはこうおっしゃっています。  


 学識豊かで真理をわきまえ、高邁(こうまい)、明敏な友と交われ。いろいろと為になることがらを知り、疑惑を除き去って、犀の角のようにただ独り歩め。


愛と道徳の本質がつかめればそれで十分なのです。そして得た真理を他人を助けるために使用してください。

三千世界

スピリチャルな世界がどのような仕組みになっているのか、人はなぜこの世に生まれて来たのか、人の使命とは何か、なぜ苦難があるのか、人の本当の幸せとは何かをわかりやすく解説するサイトです。